商品やサービスの選択は、3つの戦略のそれぞれで異なってきます。
例えば「守りの商標」は、一番簡単ですよね。あなたが実際に仕事としている事業をそのまま、商品やサービスとして選択するだけで足ります。逆に言えば、ほとんど弁理士の力や能力を必要としないということ。だからこその0円商標であり、安価なネット商標なのです。考えてみれば、必要な項目はあなたが全部、端末から入力していませんか?(笑)
では、「攻めの商標」はどうでしょう。商標を効果的に使うためには、名前だけでなく、商品やサービスの決め方によって、権利範囲を適切に定める必要があります。どの程度まで?という「さじ加減」が、実は本当に難しい。ここに、弁理士の経験と知恵が生かされます。
「のれん」として活用するためには、さらに商品やサービスを吟味する必要があります。誰もヴィトンやグッチのスマホカバーなんて欲しくないでしょ?(中国では海賊版が出ているようですが・・・) そこには、やはりブランドの持つ品格などが要求されるからです。
つまり、どの戦略を取るのかを出願時に決めておかないと
本当の意味で商標を使うことはできません。ですから、どういう戦略が妥当なのか、これを相談できる弁理士を探さなければなりません。プロを使うメリットは、実はここにあるのです。安物買いの銭失いにならないように!