商標をどのように使うか。それによって、商標権を取得する商品またはサービスが決まります。でも、商品やサービスの選択には、商標を使う上での確固たる戦略が必要です。

 

戦略といっても、あまり難しく考えないでください。大きく分けて、次の3つのどれを採用するかを検討すれば十分です。

 

(1)守りの戦略(他人の権利に邪魔されない)

 

(2)攻めの戦略(他人に真似させない)

 

(3)活用戦略(のれん化)

 

どの戦略を採るかによって、選択するべき商品やサービスが異なります。ここを無視すると、使えない商標権を取得する羽目になってしまいます。「商標を取ったけれど・・・」という不満の種は、実にここにあるのです。順次、内容を確認してみてください。

 

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